発達障害児の息子と、妻と僕と

発達障害グレーゾーンの息子の育児ブログです。

発達障害育児|本当におすすめできる本8選

なかなか一筋縄ではいかないのは子育て全般に言えることですが、

こと発達障害児の育児においては、前提として発達障害への理解がそもそも必要です。 

通常の育児本だけでなく、発達障害に関する様々な本を読み漁った結果、

本当に役立ったと感じる本をここでまとめておきたいと思います。

 

 

15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることからぼくにしかできないことへ

(著者:岩野響/KADOKAWA

10歳で「アスペルガー症候群」と診断された著者が、その過敏な味覚と嗅覚を活かし

コーヒー焙煎士として生きていこうとする姿に希望を与えられます。

また、ご両親の向き合い方についても学ぶ部分が多く、障害を持っていても

自ら生きていくためにはどうすれば良いか、という

 

 

子育てプリンシプル

(著者:奥田健次/一ツ橋書店)

信頼する療育の先生にすすめられた1冊です。

子育てには色々な局面で判断に迷うことがあります。

そのような中で、「家庭のルール」の重要性を説いています。

社会に出て我が子を苦労させないためにも、家庭内での親の姿勢が問われている本です。

 

 

発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ

(著者:shizu 自閉症療育アドバイザー、監修:平岩幹男 医学博士・小児科専門医/講談社

ABA(応用行動分析)を利用した「言葉かけ」について、具体的な生活シーンにおける

事例をもとに分かり易く紹介されています。

発達・成長の段階に応じて長く使える本です。

ABAの療育を受けていますが、どうしても隔週1回1時間ほどなので、

このように毎日の生活の中で取り入れていくことが大切かと思います。

 

 

ポジティブ子育て 12のこころえ―発達凸凹の子のこころとことばを育む

(著者:ますながりさ/主婦の友社

残念ながら 諸事情により通うことは断念してしまいましたが、

一般社団法人ころんの代表理事を務める著者による、「ころん式レッスン」とも言える

ABAを軸とした療育サービスの実践メソッドが詰まっています。

  

 

発達の気がかりな子どもの上手なほめ方しかり方 〜応用行動分析学で学ぶ子育てのコツ〜

(著者:山口薫/学研)

 ただでさえ親は、子どもの「叱り方」については特に悩むものです。

時には、親の機嫌や都合で感情的になってしまうことも。。

子どもに対する親の関わり方の一つひとつが、子どもを伸ばしていくんだと

 改めて考えさせられる内容です。

  

 

発達障害の子とハッピーに暮らすヒント―4人のわが子が教えてくれたこと

(著者:堀内祐子、柴田美恵子/ぶどう社) 

アスペルガー症候群ADHD、LDという発達障害の診断を受けた4人のお子さんを

育てた著者が、悪戦苦闘の子育ての中から生み出したリアルな知恵や工夫が紹介

されています。

 

 

障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本

(著者:渡部伸 行政書士・「親なきあと」相談室主宰/主婦の友社

日々、苦労や心労の絶えない育児ですが、 

「親なきあと」を考えたことがあるでしょうか。

いつまでも心配は尽きませんが、障害のある子なら尚更です。

親が先にいなくなるのは自然の摂理。生きていく上で必要な「お金」の話について、

「親あるあいだ」に準備すべきことが紹介されています。

 

 

子どもはみんな問題児。

(著者:中川李枝子/新潮社)

絵本「ぐりとぐら」の作者でもある中川李枝子さんの本。

発達障害児だけでなく、育児に関わるすべての人が楽しめる内容です。