発達障害児と飛行機|持ち物や準備・座席などポイントまとめ
我が家には、発達障害グレーゾーンの息子がいます。
徳島県にある実家への帰省を含め、生まれてこれまで、10回以上の飛行機搭乗経験があります。
落ち着かない息子と飛行機に乗る際に実践しているポイントをご紹介します。
飛行機予約時のポイント
・飛行機の予約時間
予約時間は、旅行の予定などハンドリングが難しい場合も多いと思いますが、
我が家では、昼寝の時間or食事の時間に合わせて予約をとるケースが多いです。
息子にとって「何もない時間」「自由時間」を作らない時間帯を選んでいます。寝てくれなくても、食事で時間稼ぎができると、それだけでとても楽になります。
・座席指定
夫婦2人+息子の3人で移動することが多いですが、希望する条件は、
- 2列席
- とにかくなるべく前方
- 近くに赤ちゃんマーク
- トイレに近い
- 3列になる場合、前方は死守
- 前or後に座席がない
全てを加味した条件で予約することが難しい場合、個人的にオススメは「とにかく前方」であること。着陸後に1分でも早く席を去りたいので、この条件は欠かせません。
機内での過ごし方
・当日初めてみる絵本やおもちゃ
おもちゃは普段から好んでいるおもちゃを持っていくのはもちろん、その日初めてみる絵本やおもちゃを持ち込むようにしています。空港内の本屋さんでシールブックを買い足すこともあります。
・スマホに事前動画DL
専用アプリを利用したり、スマートフォンで再生可能な映画を購入したり、機内モードでも再生可能な動画を事前準備しています。
JALは機内wifiの使用無料サービスを謳っておりますが、接続に際し記入事項も多く、またスピードも悪いので、完全に戦力外でした。(※2017年10月利用時、個人的感想)
おすすめは「Amazonプライムビデオ」。
スマホやタブレットに動画をダウンロードしておくと、インターネットがない場所でも動画を楽しむことができます。オフラインで見られるので、スマホの通信制限を気にする必要もありません。Amazonプライムビデオはファミリー作品が多いので、外出先で子どもにキッズアニメを見せることもできます。
・お菓子を食べさせる
お菓子を食べている時間は、意外と間が持つものです。
すぐに食べ終わってしまうものではなく、少しずつゆっくり食べられるようなものを意識して準備しておきます。
・ストローで飲めるジュース
機内サービスのジュースもありますが、離陸時の耳抜き用としてもストローで飲めるジュースは常備しておきましょう。
・書いて消せるお絵かきセット
100円ショップにもありますが、何度もお絵かきできるので、携帯用に小型のものをバッグに入れておくと便利です。
といったように、ドラえもんの四次元ポケットのごとく、次から次へと道具を繰り出し、飽きさせないことが重要です。
搭乗までの過ごし方
・空港までの体力温存のため定額タクシー
羽田空港までは各社定額のタクシーがありますので、手痛い出費ではありますが、我々親側の体力の温存を重視し、お金で解決することもあります。。涙
また、空港までタクシーで1時間ぐらいのため、最近では息子は寝ていることも多いのですが、もっと小さい頃は敢えて寝かさず、機内でぐっすり眠るように仕向けていました。
・寝かさないでめいいっぱい遊ばせる
空港に着いたら、プレイルーム等で遊ばせて、ここでも機内で眠るように仕向けましょう。
・搭乗はなるべく最後に乗る
発達障害児はとにかくじっと座っていることが苦手なので、早めに機内に入っても地獄です。「小さいお子様連れのお客様は・・・」といった優先搭乗案内がありますが、他の方をどんどん優先してもらいましょう。
【おまけ】航空会社側で広がる発達障害への取り組み
昨年2018年頃から、各航空会社側でも発達障害への対応・取り組みが始まっているようです。 受け入れ側、更には他のお客さんにも発達障害への理解が深まっていくと、もっと気楽に空の旅が楽しめるのではと思います。