【短期集中型で成功】発達障害児のトイレトレーニング法
有効なトイレトレーニングの方法が知りたい、早くオムツを卒業したい。
あと、何か便利なツールがあれば併せて知りたいと考えていませんか?
本記事では、下記の内容を紹介します。
〜目次〜
こだわりが強い、感覚過敏、言葉の遅れ。そんな発達障害をもつ我が子でも
3歳半で成功した、短期集中型の発達障害児のトイレトレーニング法を紹介します。
■短期集中型ノーパントイレトレーニング
ずばり、我が家で成功したトイレトレーニング法は、短期集中型で、期間中はずっと
ノーパンで生活するというものです。
実際、昨年9月の週末3連休に、ずっとノーパンで生活したのですが、
あら不思議・・・たった3日でオムツが外れました!
実はそれまで、トイレトレーニングには苦戦していました。
昨年4月から保育園から幼稚園に転園したのですが、世間的には幼稚園入園までにオムツが外れていた方が良い、という声も聞いていたので正直焦っていました。
そもそも言葉の発達を中心に成長が遅れていたので、トイレトレーニングなんてまだ早いんだろうなと思いながらも、いや、せめて「下のお世話」ぐらいは手のかからない子にしてあげたい、という親心もありました。
そこでも劣等感を感じないように。
しかし、4月の入園までのタイミングにはもちろん間に合わず、
その先も、勝負は夏だ!(暖かいし、着替えもし易いので)と思いながらも、
ずるずると時は過ぎていきました。
この時期まで試みていたのは、トイレへ促す声掛けや、トイトレ用の布パンツでした。
この頃の息子の様子としては、徐々に
「トイレ!」と、
尿意や便意を示すところまではいくのですが、既に出てしまった後というケースが多かったと思います。
夏も終わり、このまま冬を迎えると、
来年までオムツ卒業は持ち越しになってしまうのでは・・・と危機感を覚えた我々夫婦は、
ついに腹をくくることにしました。
そして試したのが、どこからか耳にした
短期集中型ノーパントイレトレーニング法だったのです。
やり方は簡単。
①子どもをノーパンにさせましょう。
②適度にトイレへ促す声掛けをしましょう。
(※おしっこの間隔が2時間空いたらトイレトレーニングスタートの目安ということなので、大体そのぐらいのイメージです)
③たとえ、そのまま漏らしてしまっても決して怒ってはいけません。
次は出そうになったらもう少し早めに教えてねと、優しく伝えましょう。
※一番重要です。
④短期集中型なので、3連休等の少しまとまった休日を使って、その間は外出せずに家でノーパン生活を見守りましょう。
※短期間で密度の高い成功体験を作ることが重要です。
以上、あとは親の覚悟次第。
我が家も実際、2、3回そのままウンチが出ちゃってます。笑
我が子のウンチならかわいいもんです。楽しんで片付けましょう!
初めは半信半疑でしたが、2日目、3日目と過ぎていくうちに、次第に息子の事前アラートがうまくなっていきました。
そして、おしっこ・ウンチはトイレでするもの、というある種ルールみたいなものを身をもって覚えたようでした。
結果的に、見事にその3連休の3日間だけでオムツが外れました。
そこから2度とオムツに戻ることもありません。
この短期集中型ノーパントイレトレーニング法は、
共働き家庭には特におすすめです。
我々がそれまでなかなかうまくいかなかった要因として、成功体験を作れたとしても、どこか途切れ途切れだった点が挙げられます。
休日特化で、3連休はトイレトレーニングに捧げる気持ちで試してみてください。
■役立った「トイレトレーニング」ツールの紹介
①補助便座
まずは言わずもがなですが、補助便座は必須アイテムです。
色々な種類がありますので、好みに合わせて選びましょう。
②踏み台
我が家のトイレトレーニングのキーアイテムとして一番効果があったのが、実は「踏み台」でした。小さい子どもだと、便座に普通に座ると足が着かないので、ウンチの際に踏ん張りが効かず、トイレまで漏らさず行けてもその先が出ないことがよくありましたが、これが解決してくれました。
おしっこの際にも、ステップとして使っています。
③できたよシール
我が家では、トイレの壁に達成マップのような感じで貼って、トイレが出来たこと以外にも、何か出来たことがあればトイレにある「できたよシール」へと促すことで、トイレという場所に対して良いイメージを作る工夫をしました。
④ノンタンのトイレ絵本
こちらも定番ですが、トイレに関する
事前理解を形成するための絵本です。
■その後の成長
オムツを卒業して早いもので1年ほど経ちますが、幼稚園でのトイレも全く問題無いそうです。外出時に漏らすこともありません。
更に驚くことに、オネショも全くしないのです・・・!!
その要因として、就寝前に必ずトイレに行ってから寝る、といった自分の中でのルールが
息子の中でしっかり守られているような気がしています。
それが結果として、更なる成功体験の積み重ねへと繋がっていると思います。
そして、今も変わらず、とにかく常に褒めることを意識しています。