発達障害児の息子と、妻と僕と

発達障害グレーゾーンの息子の育児ブログです。

発達障害児×共働き 〜我が家の働き方改革〜

「フェアであること」

それが、我々夫婦の基本的なルールです。

今日は、僕たち夫婦の働き方について、

少しだけお話したいと思います。

 

今僕は、とある企業で営業をしていますが、

転職すること実に5社目。

これも、常に働き方を模索してきた結果(?笑)

ということにしておきましょう。

 

フルタイムで働いていますが、

毎日ほぼ残業せずに家に帰っています。

たぶん、デスクさんより誰よりも早く帰っているのではないでしょうか。

それは、早く帰って家事・育児を分担するためです。

 

昨今「働き方改革」という動きが、政府の掲げる

一億総活躍社会」実現に向けたチャレンジとして取り組まれていますが、

多様化する働き方の中には、もちろん共働き、

ひいては女性の更なる社会進出がある訳です。

 

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出典元:「平成28年版厚生労働白書」より

平成28年版厚生労働白書 −人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える−|厚生労働省

 

女性が出産や育児によって、

働くことを諦めなくても済むように、

産休や育休、復帰後の時短勤務やリモートワーク、

その他、育児における福利厚生が充実した企業が増えてきました。

 

かく言う僕の勤め先も、

比較的制度の整った会社だと思います。

ただし、女性にとって。

そう、こういった各種育児における制度は、

女性社員を対象にしたものが多いのが現状です。

 

これが社会の現実です。

育児をするのは「女性」と決めつけているようなものです。

2016年度の男性の育休取得率は過去最高となりましたが、

わずか3.16%です。

 

www.nikkei.com

 

待機児童問題、37.5℃の壁、小1の壁、

育児をしていると様々な障害が起こりますが、

そんな時、仕事を休んだり、家事を負担したり、

何かを諦めなければならないのは大体「女性」です。

そこには、メインで育児をするのは当然「母親」だろうという既成概念が

根底にあるのではないでしょうか。

 

我が家は違います。

「フェアであること」それが基本ルールです。

仕事のために家庭を後回しにすることなど許されません。

妻だって人一倍働きたいのです。

 

同じように働き、同じように育児をする、家事をする。

そこに男だから、女だからはありません。

(出産と授乳だけは、どうしても分担出来ませんでしたが!笑)

 

『LIFE SHIFT』という本を読みましたが、

我が家では既に実践されているスタンダードな考え方でした。 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

そして、発達障害児の育児となると、

より一層の協力体制が必要になるのです。

 

例えば、療育機関は平日のみやっている所がほとんどなので、

隔週通いにして、交代で分担することによって、

それぞれ月1回の休みで済むようにしています。

有給休暇も年間で限りがあるので、おそらくキッチリ使い果たすペースです。

(足りない可能性大なので、その際は普通に欠勤扱いです・・・)

 

 

男性が変わらなければ、真に女性が変われない。

女性が活躍する一億総活躍社会」を実現するためには、

実は、男性側が変わる必要があると思っています。

 

これは、育児だけに限りません。

いつ何時、突然身内の介護に迫られることだってあります。

誰にでも可能性はあるのです。

 

夫婦が助け合うパートナーであるように、

会社の人同士も困った時はお互い様。

助け合えば良いのです。

 

まずは、男性が変わること。

まだまだマイノリティーの孤独な戦いですが、

僕の小さな変革が、少しずつでも伝わって、

いずれ大きな地殻変動に変わることを願っています。