発達障害児の息子と、妻と僕と

発達障害グレーゾーンの息子の育児ブログです。

2歳半まで発語がなかった息子のその後

約1年ぶり、久々の更新になります。

息子は今、3歳になりましたが、今までが嘘のように

驚くほどのおしゃべりです。

 

変化が見られたのは、昨年12月。

今でもよく、その頃の動画を見返すのですが、

突然、急激な変化が訪れました。

12月前半までは1音しか発せなかったのが、

ある日、急に「(しょう)ぼうしゃ」と言ったのです。

それまで、消防車は「ボ」でした。

 

他にも例えば、バスは「バ」。バナナも「バ」。バイクも「バ」・・・。

という風に、1歳頃からの約1年半以上、全て1音でしか表現できずにいました。

それでも、日々共に過ごす我々夫婦には、例え1音でも、息子が何を言おうとしているのか理解できていました。

ずっと1音だけど、表現したい物事は着実に増えている。

本当に、ずっと一緒に生活していないと分からないほどの僅かな成長を糧に、

発語が訪れる日を祈っていました。

 

そして、「(しょう)ぼうしゃ」と言ったその日から、

息子の快進撃が始まります。

「(しょう)ぼうしゃ」がすぐさま、「しょうぼうしゃ」となり、

他の単語もどんどん出てくるようになりました。

 

これが「言葉が溢れる」ってやつか。

そう実感した出来事でした。

 

年が明けると、2語文、遂には3語文も出てくるようになりました。

朝起きてから夜寝るまで、ひたすら喋るようにもなりました。

これまでずっと我慢していたかのように、とにかく忙しそうに喋り続けているのです。

 

今では歌も歌えるようになりました。

ただ、会話のやり取りについては、まだ自分の伝えたいことを一方的に話す・・・という感じかも知れません。キャッチボールできる時とできない時があります。

とは言え、ここ半年の急激な成長は紛れもない事実で、それまでの言葉の遅れを考えると、まだキャッチボールができないのも無理はないのでしょう。

 

幼児期の差は、半年・1年遅れでもものすごい差を感じます。

息子の場合、1歳から1年半ぐらいの間は成長が止まったようでした。

しかし、早期療育をはじめ、後悔のないようにやれることはすべてやったと思います。

もちろん、療育はその後も継続しており、計2施設に毎週通っています。

 

平日通うこともあるので、昨年は有休を使い果たし、年度末は何度か欠勤しました。

今年度もまだ前半戦ですが、間違いなく有休が足りないペースで進んでいます。

それでも、後戻りできない貴重な時期を、息子の成長を最優先に過ごしたいと思います。